『明後日の方へ』テーマソング
 作詞・作曲・編曲 中村 中

2020年5月に開催予定だったカクタラボの第一回公演『明後日の方へ』は新型コロナウイルスの影響により公演の延期を余儀なくされました。公演を間近に控えていた僕たちとしても、とても悔しい気持ちでいっぱいでした。

やり場のない気持ちとやる気、そして延期となったこの一年を無駄にしたくないという想いから『カクタラボ通信演劇教室』という企画が始まりました。

作・演出の西山先生(西山 聡)は『通信演劇教室の活動をしていく中で、もっと皆んなの足並みを揃えたいし、役者として自分たちの言葉を持ってほしい。』と、通信演劇教室のテーマソング作りを提案してくれました。

テーマソングと言ってもどう作ればいいのか戸惑うラボメンバーを見兼ねて、KAKUTAとも親交のあるシンガーソングライター中村 中さんが音楽の監修をしてくれる事になり、曲作りに関するアドバイスや話し合いを経て改めて集まった歌詞の中には、緊急事態宣言により生活が一変したラボメンバーの不安や苛立ち、外出する事への恐怖、コロナの情報を見るのすら抵抗があることなど、それぞれの生活、それぞれの気持ちが書かれていました。

その想いを中村 中さんがまとめてくださり、いよいよテーマソングが完成しました。僕たち自身この曲にパワーをもらい、観に来ていただいたお客様にも来てよかった、楽しかったと少しでも感じてもらえるように頑張ります。

早く舞台に立ちたいという想いは日々膨らむばかりです。本当に本当にその日を待ち望んでいました。一年間お待たせしましたが、カクタラボいっかいめ『明後日の方ヘ』どうか応援のほど、何卒よろしくお願い致します!!

カクタラボ生徒代表 細村雄志



バラバラだった人たちが一枚岩になるために、困った時、迷いそうな時、辛い時に立ち戻れるような曲。というのがテーマソングのコンセプトでした。

ひとりは嫌いじゃないけれど、困った時、迷いそうな時、辛い時に立ち戻れるような曲が私も欲しかった。

こんなに真っ直ぐな曲を書かせてくれてありがとう。

私はそれぞれの想いをまとめただけ。

「明後日の方へ」は彼らの言葉です。

中村 中